宝塚観劇の日々

宝塚と観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

観劇 withコロナの中で

12月も下旬に差し掛かり、改めて今年を振り返ってみると、まさか約1年の間にこんなにも世の中が変わってしまうだなんて思いもしませんでしたよね。
個人的には1月に風邪を引いていたので、マスクや手洗いアルコール消毒液などは既に1月から行っていたのですが、まさか風邪が治ってもそのまま1年その行動を続けることになるなんてね

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元々そんなに気軽に遠征してたわけじゃないんだけど(いや、してたけど)、コロナ禍の状況ではやはり以前のようには気軽には観劇に望めないですよね。

3月4月以降殆どの劇場での公演が中止延期となり、7月前後から徐々に各劇場公演が再開されるようになりましたよね。
私も公演が再開されてからライブ配信から始めて、その後実際の劇場へも行きました。

緊急事態宣言が出されたあたりから、仕事は基本リモートワークとなり、自分自身も最低限のお買い物以外は外出を控えた生活が続いていただけに、本当に劇場に行っても良いのだろうかと葛藤もしました。

それでもやはり舞台が再開するのは嬉しくてチケットが取れたものに関しては、自分自身できる限りの感染予防対策をして劇場で観劇してきました。

そして、その都度自分自身が感染するのではないか、知らず知らずにキャリアになっていて誰かにうつしてしまったらどうしようという懸念とともに
遠征組の私は、それこそ公演の直前や劇場に向かう途中に公演自体が中止になってしまうかもしれない可能性にも怯えていました。

特に先日久しぶりに東京遠征に行ってきて、東京遠征となると宿泊も伴うので余計に不安が募ってしまって。
私が予定していた作品は幸運にも初日から千秋楽まで無事に公演を終えることができたのですが、現在進行形で、まだまだ公演前や公演中に感染者が出てしまい中止になる舞台もありますからね。
観劇なんて、お金はかかるけど、まさか観劇するのにこれほどの覚悟ーーいつ中止になってもおかしくない等ーーがいるとは思いませんでした。


再開直後はそれこそ、公演の前後、幕間休憩中でも一人一人が緊張感をもって過ごしていたのに、公演が再開されてから数か月も経つと、劇場によっては観客自身の行動に気のゆるみを感じたり。。。。まぁ、私が過敏になりすぎているだけかもしれませんが。


ただ、私は思うのです。

公演が無事に行われるように日々努めているキャストやスタッフがいて、それでも1名でも関係者の中に感染者が出てしまうと公演を中止せざるを得ない状況になっている今(もちろんその場合赤字でしょうし)
観客側の私たちの行動で舞台関係者の足を引っ張ってはいけないと思うのです。


7月頃から再開され始めた舞台。
それから約6ヶ月経って、だんだんこの生活に慣れていったり気が緩んでくるのもわかるのです。

先日ブロードウェイミュージカルの日本版を観ていて、そのブロードウェイでは現時点で来年5月まですべての公演の中止が決まっていて、そんな中でこうして生の舞台が観れる幸せを、この奇跡のような舞台を思うと物凄くこみ上げてくるものがあったのです。

 

もちろん各国事情が違うのは知っています。
でも、
この様な状況下で、劇場に実際に出かけられて、生のミュージカルが観劇できるのは、本当に奇跡のようなことなんだと。

だからこそ、1回1回劇場に行く際には、それを噛みしめて観劇したいと思いました。



年内の観劇予定は終わりましたが、既に数枚来年観劇予定のチケットを持っています。

来年。
そう簡単に状況は好転しないかもしれませんが、それでも、今年よりは状況が改善され、1日でも早く、舞台に関するワクワク、ドキドキ以外の感情を持ち込まないで劇場を訪れることができる日々が来るように。
今は、自分にできる限りの対策をして年が明けるのを待ちたいと思います。

 

 

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