宝塚観劇の日々

宝塚と観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

花組 BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−

 花組さんにとって久しぶりの新作オリジナルショーです。タイトルも花組らしく百花繚乱となっています。

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昨年の雪組の公演でいっぱい恥ずかしい歌詞を歌わせてきた野口先生の事だから、ショーの花組にはどれくらい恥ずかしい歌詞を歌わせてくれるんだろうと、ある種ワクドキしながら観劇日を迎えたのですが、全然だった!!!∑(゚Д゚ なにーー?!)
まぁ、クサイ歌詞は確かにあるのですが、雪組公演ほどではない。
昨年受けたあの恥ずかしめは一体何だったの???と思ったけど、よく考えたら星組公演でもそこまで恥ずかしい歌詞は出てこなかったですね (^-^; 苦笑)

野口先生にとって大劇場3作目のショーとなるわけですが、まぁ宝塚のショーのセオリーってそこそこあったりすると思うのですが、それでも3作目にして既に若干デジャヴ感を覚えてしまう構成にちょっと先が心配になっちゃいました。(でも十分楽しかったけど)

 

ショーの始まりはれいちゃん(柚香光 )を中心にあきら(瀬戸かずや)ちなつさん(鳳月杏)マイティ(水美舞斗)そしてあかちゃん(綺城ひか理)つかさ(飛龍つかさ)の登場です。ってか、れいちゃんの歌から始まって大丈夫かよ~〜 (^◇^; 不安)

公演期間の前半に観たせいか、れいちゃんのお歌はいうまでもない惨状(苦笑)だったのですが、それ以外の組子もヤバメでねぇ~
みりおさん(明日海りお)が出てきた時は超ほっとしたよ~
ちなみに、野口先生といえばゴンドラですが今回もみりおはゴンドラに乗って登場です☆(3作連続だな)

しかし、この(みりゆきを除いた)メンツみりお退団後の花組体制の様ですね~
だって、しれっとあかちゃんにつかさが入ってるんだもん。

ミツバチに扮したマイティとお花ちゃんたち(娘役さん)のロケットの場面ですね。
マイティがお花ちゃんの中でもくりすちゃん(音くり寿)華ちゃん(華優希)の2人の間でワタワタしてる(笑)このシーン可愛くて好きだなぁ~。娘役さんのお衣装も可愛いし
マイティの帽子から延びる触角はちょっと、アレだけど(苦笑)
このロケットボーイの場面と、この中詰め前のアンダルシアの場面でのムエルト(muerto/死)を演じているマイティの身体能力には改めて驚かされました。
マイティのダンスもっと見てみたかも~(≧∀≦)

続くパリの街の傘の場面ですが、もぅこれは次期体制を見せられてる(もしくは相性をみている)かのようにれいちゃんと舞空さん(舞空瞳)を中心したダンスナンバーですよね。ってか、お似合いですよ おふたり。2人ともダンサーですしね。
観てて気持ちのいい場面でした。若々しくてフレッシュで (*^▽^*)
やっぱり、歌なし(曲だけ)の場面でも、構成とかダンスとかで魅せることができると楽しめますね。

つづくアンダルシアの場面ですが、ストーリーテラーのちなつさんもカッコいいですし、マタドール姿のみりおもカッコいいのですが、この場面は何と言ってもマイティでしょうねぇ~(*´∀`*)  ダンスのカッコ良さはもちろん死(muerto)をなんともいえない色気を兼ね備えて演じていたよう思います。この場面、また見たいわ~(*´∀`*)
マヌエル・ロドリゲス・サンチェス(マノレテ)を基にした映画があったと思いますが、機会があったらこのミュージカル作品とか観てみたいわ~(宝塚でやってくれないかしら?)

 

さてさて中詰めです。前情報(というか、観劇直前の友人からの情報 苦笑)では、TUBE祭りだよ~とか、TMRまた歌っちゃう~(−_−;)とかだったのですが(友人はみりおさんがTMRのHotLimitを歌うのは既にDVDでやってるし反対だったそうです)実際観てみたらやっぱり組子大集合の中詰めだし盛り上がりましたよ~ (╹◡╹) 夏だしね。
そして、TMRの曲もみりおが歌うってよりは組子がみりおに向けて向かうって感じでOKだったらしい。笑
ちなみに中詰めでは客席降りがあるのですが、超あっという間に終わります。私は通路側だったのですが、満喫する間もなく終わっちゃいました。苦笑

ちなつさんと娘役さんたちとの場面を挟んでのグラディエーターの場面ですが、ここではれいちゃんが女装しているのですが、なんだろう?金髪でジャッキー(ME AND MY GIRL)をみてるからでしょうか?特に新鮮味というか驚きもなくて(苦笑)いや、綺麗でしたよ。ストーリー性もあるし。なんだろう、やっぱり私は男役 柚香 光が好きだって事かなぁ~(苦笑)

男役さんを引き連れてのゆきちゃんの場面は、プロローグでちょっと苦手かも・・・と思ったアニメ声がそこまで感じられず。(ヨカッタ)
過去のショーでのゆきちゃんの場面ダルマだったりしてたから、このホットパンツは良かったです。綺麗でカッコ良くて (^-^)

シルクハットで登場する男役群舞もなかなかカッコ良かった。こちらもステッキを持っててね。黒燕尾なんですけど、なんか華やかだった。花組だからか?

アイドル好きの野口先生からは切っても切れないアイドル場面「花美男子/HANAOTOKO」のDaydream Funkです。映像使って組子ひとりづつ紹介とか野口先生安定だね~と思いつつ、まぁ、95期同期ふたり(柚香光・水美舞斗)を中心にするとかなかなか同期萌え狙っちゃう感じですねぇ~(笑)
まぁ、この場面は次の世代の路線たちがいっぱいいて、花組ファンには目が足りない感じかもですね。(と言いつつ、花組ファンもといみりおファンの友人からは不評な場面だったが。苦笑)

一瞬ざわつきそうなみりおさんお歌ね。いや、もう歌詞がね~。えっ?!退団公演かよって事を歌うのですが、まぁ、これもよく考えれば野口先生の通常運転というか。星組さんでも雪組さんでも同じような退団公演を彷彿とさせる場面作ってましたからね~。
でも、これ知らないと、(みりおの任期が見えてきているだけに)かなり動揺しちゃいますよね  ( ̄▽ ̄;)


そしてフィナーレでしれっと2番手羽根背負って登場するれいちゃんになんだか複雑な思いを抱いたのでした。(なんじゃそりゃぁ)



いや、おめでたいのですけどね。キキさんも好きだったし、れいちゃんの実力もわかってるだけにね。
好きなんですけどね。

 

 

ショー・スペクタキュラー
『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』
作・演出/野口幸作

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