さてさて、続いて本編の感想です。
どっちかっていうとこちらがメインで観に行った感じかな。笑
どーでもいいけど、この公演タイトルのデザイン、こうして単独でみると可愛い。
かなり好きな部類だわ。笑
シェイクスピアの十二夜を原作にした本作。
私は恥ずかしながら、原作小説を読んだことがないのですが、ただ本作を題材にした舞台はこれが初めてではないので、そういった意味ではなんとなくイメージできていました。
また、コメディっていうのも、何かと嫌なニュースが続く時期には見たくなるなぁ~って思いました。それに、個人的にコメディでの原田先生作品は割と好きなので。苦笑
さてさて、いつもながらの薄っぺらーい感想です。(ネタバレ含む)
一番の見どころは、一応トップスター珠城りょうの女役でしょうか。苦笑
ってか、たまきち、いつものたまきちなんだけどーーー!苦笑(いいのか?)
女性が素性を隠すために『ジャック』と名乗り女装している感がまったくない。苦笑
まぁ、コメディだから良いのかも。
ぼんくら夫のゴーストライターになり続けるのが嫌になり、ムーランルージュの舞台に出ることになったガブリエル役のさくら(美園さくら)
さくらちゃんのお衣装とかとっても素敵。スタイルも良いから凄い似合うよね~
しかし、トップ娘役のはずなのに、役どころとしては結構酷いね。
いや、役としてはもちろん出番もあるし、見せ場もあるんでしょうが、物語としてのね。
まさかトップ娘役がトップスターとくっつかないとか。。。
いやいや、それよりも、ガブリエルが、ジャックに恋をしていたはずなのに、最後の最後に現れたジャックの兄ヴィクトールにあっさり乗り換えちゃうくだりとか。。
なんか、ガブリエル、軽すぎやしないかい???
ムーランルージュの支配人(オーナー?)シャルル(月城かなと)は、見た目のせいか、悪役なのかと思ったんだけど、そうではなくて。
見せ場もあるといえばあるのかもしれないけど、なんか、ジャック(=ジャンヌ)が想いを寄せるようになるような魅力が見当たらず。。。
良い人だってのはわかるんだけどね。苦笑
そう思うとガブリエルの夫ちなつさん(鳳月 杏)の弁護士役のおだちん(風間 柚乃)はおいしいよね~~
コメディ担当だし、全然カッコよくはないんだけど(失礼)コメディ担当としては凄いいい味出してるっ!(特に後半)
なんだかんだトラブルも起きたりドタバタするんだけど、最終的にはみんなハッピーになる明るくて楽しいコメディ作品だったんじゃないかな。
まぁ、個人的には何度も観に行きたくなるような作品ではなかったけれど。苦笑
ミュージカル『ピガール狂騒曲』
〜シェイクスピア原作「十二夜」より〜
作・演出/原田 諒