宝塚観劇の日々

宝塚観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

宙組 梅芸 WEST SIDE STORY

先日まで梅芸(梅田芸術劇場)で、今年最初に東京で公演されていたまかまどのプレお披露目「WEST SIDE STORY(ウエストサイドストーリー)」が再演されてましたね。

主要キャスト3人が初役ですが、昨年の星組公演同様トップコンビが同じなのでDVD化はされないんでしょうね。(どちらにしろ版権の都合とかで映像化自体される可能性が低いらしいですが)

残念ながら東京でのプレお披露目を観ることができなかった私は、大阪での再演を観に行ってきました。

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ストーリーはシェイクスピアロミオとジュリエットを、50,60年代のアメリカに舞台を変えて作られたブロードウェイ・ミュージカルです。
宝塚以外にも劇団四季などでも公演されたことのある作品なのですが、実は私は映画すら観たことがなかったりする。苦笑
なんなく、自分が好きなタイプの作品じゃなかったので。(ストーリーがロミジュリと同じならロミジュリで良いじゃん~って思ってたんですよね)

で、実際観てみてどうだったかっていうと。

いや~~~~観に行ってよかったっ!(チケット取ってよかった)
もちろんね、ストーリー的には結構安易なんですよ。苦笑
でも、それを凌ぐダンスと楽曲の素晴らしさ!(もちろん組子の熱演も)

大人な男性~ってイメージの真風(真風 涼帆)ですが、これが物凄いピュアなトニーなんですよ。親友のリフにまだ見ぬ誰かに出会うことを語る場面とか、元非行少年とは思えないピュアさ。
ただ、そのピュアさゆえにバカでどうしようもなく自分勝手。(←褒めてます)

まどかちゃん(星風 まどか)マリアは可愛らしくてっ!!!もう~~あの前髪とかマネしたくなりました(笑 )
個人的にはまどかちゃんの、なんていうか、あの舌っ足らず気味な喋り方とか演技とかわりとニガテなのですが、マリア、可愛かったわー。

愛ちゃん(愛月 ひかる)ベルナルドはヤバいですねっ!カッコ良すぎる。
黒塗りが似合うし、とにかく凄い色気。
ベルナルドは死んじゃうので、2幕ではフィナーレまで出てこないのですが、凄い存在感なんですよね~。観た後も凄い印象に残る。
真風に続き、愛ちゃんも男にしか見えなかったわ~~(宙組はなんか凄いね)

ずん(桜木 みなと)アニータも、これまた色っぽくてねぇ
愛ちゃんベルナルドとずんちゃんアニータと一緒にいる場面とか、もう並んで立ってるだけなのに、なんだか凄い色気のある恋人に見えてねぇ
自分の恋人が殺されたというのに、その相手を許し手助けをしようとするなんて。(心が広くて優しい)それなのに、ジェットたちのあの仕打ち。
そりゃぁ、アニータも嘘つくわ。
この場面はアニータがホント可哀想で可哀想で、ツラくて見てられないのですが、そんなアニータの最後の場面の後に、フィナーレで笑顔全開で出てくるずんちゃんをみるとなんだか複雑というかなんというか。。。

リフ(澄輝 さやと)を中心としたジェットたちのダンスシーンはカッコ良かったぁ~ あのジャンプとかヤバいし、スニーカーで踊ってても、スタイル良くてカッコいいのは宙組ならではかも。
真風トニーとの親友関係は観ていて違和感なかったのですが、あっきーリフはなんていうか不良感が薄かった気がします。
ダンスシーンとかはばっちりなんですけどね。

あと、役柄的には流石というかなんというか、すっしーさん(寿 つかさ)のシュランク警部補が嫌な奴でねぇ~~~
あぁいう大人がいるから、子供たちはいつまでたっても利己的で自分と異なる人間を認めようとしない人間になっちゃうんだよねー(ホント悪い見本でしかない)

 

ベルナルドやリフそれにトニーが死ぬことよりも、あんなに魅力的で心の広いアニータがあんな仕打ちを受けることが、やっぱりツライ。
よって、後味はもやっとする。
ジェットもシャークも結局は同じ移民同志なのにどうしてうまくやれないのかなー
(結局誰も救われないし、ジェッツとシャークスも和解しないから)


でも、1幕の体育館でのダンスパーティーの場面とかその後のシャークスのアメリカの場面は観てるだけでも楽しいし最高なんですよねー
あと、ジェッツメンバーの場面とか、私も客席で指を鳴らしたくなちゃう。苦笑


しかし、私が個人的にラテン系が好きだからか、全体的にトニーとマリアっていうよりもベルナルドとアニータが主役に見えちゃいました。苦笑

なんていうか、トニーとかあんまり活躍してないんだもん。
トニーの活躍って、あれでしょ。ムダに喧嘩を止めに行って、逆に悪い方向へ向かわしちゃうってヤツ。だめじゃん
マリアも自分の兄を殺した相手を(しかも実質1回しかあってない相手)を簡単に許しちゃうし、トニーもトニーで頭の中お花畑なもんだから、親友が殺されて、且つ恋人の兄を殺したくせに、ドックにお金を借りてマリアとふたりで田舎で暮らすとかとんでもない妄想だけはしちゃうし。
なんか、いいとこなしだな(苦笑)
いや、真風とまどかちゃんのせいではないんだけどね。



 

 

原案/ジェローム・ロビンス
脚本/アーサー・ロレンツ 音楽/レナード・バーンスタイン 作詞/スティーブン・ソンドハイム
オリジナルプロダクション 演出・振付/ジェローム・ロビンス
演出・振付/ジョシュア・ベルガッセ 演出補・訳詞/稲葉 太地

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