宝塚観劇の日々

宝塚観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

宙組 天は赤い河のほとり

まかまど(真風涼帆・星風まどか)の大劇場お披露目公演「天は赤い河のほとり」略して天河を観に行ってきました~!

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同名の人気少女マンガが原作の公演で、不真面目な私にしては珍しく昨年(流し読みとはいえ)既読済み。とはいえ、既に記憶はおぼろげでしたけどね。苦笑

観劇しての最初の感想は、『なんか色々詰め込みすぎで場面が飛んでて???(ハテナ)がいっぱいだよー』でしょうか。
私の場合はなんとか(ちら読みとはいえ)原作を読んでいたので何となくお話の筋は理解できましたが、1回ぐらいしか観劇できなくて原作未読だと結構キツイかも。
演出の小柳先生は以前にも原作物を手掛けられてて、結構良いイメージがあったのですが、やはり1幕で描くにはムリがあったのかしら…(1本物で観たかったよ。正直)

友人曰く何度かみて理解できるのかも。とのことです。


まぁ、でも、プロローグに、主要キャストを含む組子が勢ぞろいする場面は、見ごたえがありますね。こういう始まり方はやっぱり胸が(期待で)高鳴りますよね~。


ってことでいつもながら若干のネタバレ含む感想です。

真風~トップお披露目おめでとう~っ!ってなんか不思議とお披露目感が少ないのは何故なんでしょう。真風のこの安定感。(さすがっ)
私はまかまど(真風涼帆・星風まどか)プレお披露目公演「WEST SIDE STORYWSS)」を観れていないので、これがトップコンビとなる2人を観るのは初めて。
トップ就任が決まった時には、大人の雰囲気な真風と童顔で可愛らしいまどかちゃんで正直合うのかしら???と疑問だったのですが、今回観る限りでは大丈夫だった気がします。さて、ここから各組子の感想を。

カイル・ムルシリ(真風涼帆)
真風カッコ良かったですよ。個人的には父親であるシュッピルリウマ1世(寿つかさ )の暗殺容疑をかけられて投獄された後に「紅の獅子」として活躍するあたりが一番好きかも~。ラムセス役のキキさんと対決する場面とか2人とも凄いですよね~(銀橋で戦うとかいろんな意味でハラハラしちゃう)
前半のヒッタイト帝国の王子としての場面は、お衣装のせいか個人的には真風の魅力が生かせてないんですよね~長身だからあぁいうお衣装も着こなせてるけど、なんかもったりしてる(語彙力がっ汗)次回はぜひスーツ物で観たいっ!(って次回作もおそらくコスチューム物&和物か・・・・)

ユーリ・イシュタル(星風まどか)
まどかちゃんかわいいぃ~。プロローグ冒頭ではショートボブにジーパン姿で一瞬子ども役(少年役?)とも思えましたが、いやいや、ちゃんとそのお顔は可愛らしく元気いっぱいにユーリを演じていらっしゃいましたね。
しかし、これはまどかちゃんのせいではないのですが、ユーリがカイルに惹かれるまでの流れがまさにいつの間に???状態。だって、カイル不在の時にけっこうエジプトでラムセスと十分楽しそうにしてましたしね~。苦笑
お芝居の間ずっと❝ユーリ❞だったのですが、戴冠式で前髪アップにまとめ髪にしたとたん❝まどかちゃん❞になってて、ちょっとびっくりした。先週までと髪型違うみたいです。(まだ決め切ってないのかしら?)

ウセル・ラムセス(芹香斗亜)
いや~~キキさんサムセスカッコ良かったですね~。キキさんコスチューム物が似合うんですね。花組時代にも思いましたけど、金髪似合うわキキさん。今回はお芝居でも金髪ですしね。ユーリに対してなかなか恥ずかしくもカッコいいセリフを言ったりして。キキさん、いままでこういうキザなお役が少なかった気がするから今回は良いですね~。

黒太子 マッティワザ(愛月ひかる)
黒いお衣装がお似合いで。全身黒いお衣装なのは愛ちゃんだけなので、そのぶん目を引きましたね~。だたいかんせん出番が少ないかな。
しかし、愛ちゃんは敵国の王子だったらしいのですが、そのあたりの描き方が分かりずらい。いや、前半までは敵とわかるのですが2回目に登場する場面、いつの間に仲間(味方)になったの???と混乱しちゃいました。

ハットゥシリ(桜木 みなと)
カイルの弟。ずんちゃんお衣装がピンク系で、且つ柔らかい表情をするお役だからかカワイらしく。観てて、ずんちゃんの笑顔に癒される癒される。

ティト(愛海ひかる)
お役のせいももちろんあるのでしょうが、おいしい役でした。最後死んじゃうんですけど、そのあたりのくだりは原作と若干違いがあるものの割とお芝居のキーとなるし。
ティトが死んじゃう場面がやっぱり一番悲しいかな。

キックリ(凛城きら)
真風の同期であるりんきらがカイルの幼馴染役とか、なんだかその設定にじーん。
りんきらはストーリーテラーでもありますからね。観劇するうえでは凄い重要。キックリが話す内容を聞き逃すと物語の流れも見失う恐れあり。
しかし、キキさんも同様ですが、あれだけの説明台詞、ホント、ご苦労様ですっ!(←どんな感想だよ。苦笑)

カッシュ(和希そら)
カイルの部下でまぁ、基本何人かで一緒に出てるのですが、WSS(私は観てないけど。汗)以降凄い目を引く存在になってきましたねー。長身揃いの宙組の中では低長身なはずなのですが、それが気にならない存在感。次はバウ主演ですしね~

ユーリの侍女3姉妹の内1人綺麗な娘役さんがいるなぁ~と思ったら、先日星組から組替えで宙組にやってきたみねりちゃん(天彩峰里)だったんですねっ。今回の作品で新公ヒロインにも抜擢されてるし、同期がトップ娘役ってのがなんとなく引っ掛かるけど、これから期待の娘役さんだなぁ~と思いました。


いやしかし、やっぱり天河はお話のまとめ方がまずかった気がしますよ。カイルの義母ナキアと、エジプトの王妃ネフェルティティ(マッティワザの姉)のつらい過去とか、描きたい気持ちはわかるけど、そこで数回回想シーンいれるくらいなら、もっと別の(ユーリとカイルの場面とか)に焦点を絞って描いてほしかったかなぁ~
中途半端にナキアの悲しい過去とか描かれちゃうと、敵!味方!とかの区別というかどっち側に気持ちを置いてみればいいのかよくわからなくなっちゃう(汗)と思いました。
去年の「はいからさんが通る」で結構上手にお話をまとめられてた小柳先生だったから大丈夫かと思ったんですけど、やっぱり長編マンガを1幕でまとめるには厳しかったみたいですねー。

 



ミュージカル・オリエント
『天(そら)は赤い河のほとり』
原作/篠原 千絵「天は赤い河のほとり」(小学館
脚本・演出/小柳 奈穂子
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