宝塚観劇の日々

宝塚と観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

宝塚版『ロミオとジュリエット』Bパターン観劇

数日経ちましたが、ロミオとジュリエットBパターンを観てきました!
こちらのお目当てはもちろん愛ちゃん(愛月ひかる)の死です!!! 

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配役が発表されたときから、愛ちゃんが死を演じるなんて絶対見たい!!って思ってたんですよね~
そして、おそらくそう感じられていた人は私以外にも多かったようで(笑)
先日Bパターンがライブ配信されたときにはtwitterに「愛ちゃんの死」がトレンド入りしていたそうで。笑
まぁ、それだけ好評だったってことでしょうか?
まぁ、今までのロミジュリでは死は新公学年の下級生が演じられていたことが多かったですし、それと比べて今回は数々の難役で怪演を披露してきた愛ちゃんですからね~

 

さて今回は役替わりのみなさんを中心にした、いつもながらのゆる~い感想になります。

お目当ての愛ちゃんですが、ほら死って1幕冒頭で愛と一緒に直ぐ出てくるので。
今回、私は幸運なことに前方寄りのセンターブロックのドセン(席位置)だったので、もう目の前に死の愛ちゃんが現れる感じでした。笑

前回、久しぶりの宝塚版のロミジュリを観た時は、ちょこちょこ東宝/ホリプロ版の外部ロミジュリで違和感のあった場面との比較というか、変にその辺の場面とかが脳裏にちらついてしまって、ある意味集中できなかったのですが、さすがに2回目ともなるとそういう事もなくて、今回は割とちゃんと見れました。苦笑

お歌とかの面で安心して見れるのは案外Bパターンのほうかも。(通常メイン公演はAパターン)

やんちゃな極美マキュも良かったですが、マーキューシオって意味ではぴーすけ(天華えま)のほうが正統派のマキュかも。
あかさん(綺城ひか理)ベンヴォーリオは、優等生って感じがぬぐえなくて。
まぁ、クレイジーなマキュに比べるとベンは割とまともというか理性的なんだけど。
あかさんにはもうちょっと、なんていうか役幅というか一皮むけて欲しいかなぁ~
しかし、Aパターンの極美マキュとせおっちベンのコンビでは特に感じなかったのですが、このぴーすけマキュとあかさんベンのコンビの関係性は観ててなんか好き。
なんていうか、危なっかしいマキュに対して、時に同調したり、時になだめたりしてる感じがするんですよね~

愛ちゃん演じる死は、なんていうかどこか退屈な(死としては)世界で、人が死ぬことを若干の喜びに感じているような存在に見えました。同じく死を演じているぴーすけもそんなに身長低いわけではないのですが、愛ちゃん、長身なので舞台の中でただ立っていたりすることが多いというのに、存在感があるんですよね~
あと、お衣装の関係ではっきりとは分かりませんでしたが、殆どヒールのない靴を履いているように見えましたが、愛ちゃん小顔だからか、それでもスタイル良く見えるんですよね~凄いわ。

まぁ、それ言ったら、なこちゃん(舞空瞳)もヒールを履いているのに、全然スタイル悪く見えないんですよね~。
超小顔だし、手足も長いし、頭身バランスが異次元。苦笑
なこちゃん、高音とかお歌が大変そう💦って思ったのですが、よく考えるとジュリエットは(特にデュエットでは)副旋律になるし、その副旋律を高い音域で歌うことが多いからきついですよね。

せおっちティボルトはなんだろう、悪くなかったんですが、お化粧が濃いのかな?もともと目ぢから強めのせいか、なんみててお顔がくどかった(←失礼 汗)
カッコいいんですけどね~。まぁ、ティボって長髪ソバージュに真っ赤なお衣装と、なかなかに強烈なビジュアルですからねー苦笑


そういえば、前回見た時も思ったのですが、今回観て思い出したのですが、マキュが死ぬ前にいろいろ喋るじゃないですか?
あそこで「俺は恨む、お前の家を。滅びるがいいモンタギューもキャピュレット」的なことを言いますよね。
結局最後に、モンタギューの一人息子のロミオもキャピュレットの一人娘ジュリエット&いとこのティボルトが死んでしまうわだから、ある意味マーキューシオの呪いの影響では?なんて思ったりして。苦笑

あと、ロミオもジュリエットも窮地に陥るとロレンス神父を頼るけど、特にジュリエットなんてロミオと結婚しているのに、別の男(=パリス)と結婚させられそうで、それを回避したいって言うなら相談する相手はロレンス神父では、大公では?

前回も感じたといえば、マキュとベンとモンタギューの仲間たちがわちゃわちゃしてるところにことロミオが加わる場面(『世界の王』のあたりかな)なんか、デジャヴ感があるなぁ~って思っていたのですが、あれですね。
小池徹平Ver.の東宝版1789ですわ。笑
周りが大きい男性なのに、真ん中でリーダーなのが小池ロナンだったのですが、まっこっちゃんロミオもそんな感じ~
小池君も可愛らしいお顔してて小柄ですしね。系統が同じだわ。笑

パリスとえば、今回は麗しい極美くんがパリス伯爵を演じてますねー。こちらは期待通りというか私の中のパリス像って感じ。カッコイイのに(頭的に)ちょっと残念な人って感じで。
流石ベローナの街中の人たちがロミオとジュリエットの結婚を知っているのに、それを全く知らないだけある。苦笑
(はっ!!それいったら、もしや大公も同じでは。。。。)

 

前回の観劇後に、友人にデュエットダンスの感想を聞かれたのですが、前回はなぜかまったく記憶がなく(苦笑)
なんでだろうー?って思いながら今回フィナーレ観てたんですが、こっちゃん(礼真琴)となこちゃんの高速タンゴが凄すぎて、どうやら、逆にデュエダンって気がしなくて、ショーの一部の感覚になってたみたい。苦笑
ショーといえば、私、今回のフィナーレ凄い好き~♡
こっちゃんを始めとする男役さんたちがキレッキレにダンスする男役群舞もそうだし、娘役さんたちとのダンスの場面も凄い良い。


いや~ロミジュリってやっぱり楽曲が素晴らしいし、今回は役替わりも多いし
ホント見どころだらけで目が足りない。苦笑
Aパターンのチケットを追加したんだけど、Bパターンも追加したかったなーとちょっと後悔しちゃった。


三井住友VISAカード ミュージカルロミオとジュリエット
Roméo & Juliette
Le spectacle musical de GÉRARD PRESGURVIC
D’après l’œuvre de WILLIAM SHAKESPEARE
原作/ウィリアム・シェイクスピア  作/ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出/小池 修一郎  演出/稲葉 太地 

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