宝塚観劇の日々

宝塚と観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

花組 『はいからさんが通る』久しぶりの宝塚大劇場の感想

 約3ヶ月の間公演を中止していた宝塚歌劇団ですが、ようやく今月中旬から公演を再開されましたねっ。
私自身も最後に劇場で、ミュージカル/舞台をナマ観劇したのは2月が最後だったので約6ヶ月ぶりでした。

  

f:id:annakobayashi060:20200725232035p:plain

実は緊急事態宣言が各地に発令されてから、解除後も殆ど外出していなかったので、県を超える外出となると本当にひっさしぶりっ!!!だったのです。そんなわけで電車で宝塚に向かう間もちょっとドキドキ

新しくオープンした宝塚ホテルを横目に見ながら劇場に到着すると、私が良く使うチケットカウンター側の入口は閉鎖されていて、メインエントランスに入口が集約されていました。ここで劇場の建物に入る前にスキャンによる体温測定と手指消毒をして劇場内へ進みました。

13時公演ということもあり、お昼をどうしようか迷っていたんです。人が多い場所はやっぱりまだ怖いし、阪急百貨店などでお弁当など食べるものを購入したとしても劇場内では飲食禁止ってアナウンスがありましたし。
そう思って、入場開始よりも早めに劇場に到着して、劇場内レストランで昼食をとることにしました。
劇場内レストランは、客同士が向かい合わせにならないように設置されていましたし、レストラン入口では再び手指消毒をするように促されました。
今回のチケットが基本的に1人1枚しか購入できなかったからか、殆どのお客様が私と同様おひとり様だったので、それこそレストランでお話されているのは本当に数組だけで。街のレストランなんかで食事を取るよりは、お客様の態度なども考えると劇場内レストランで取るのが得策なのかもしれないと思いました。
とはいえ、食べ終わったら長居はせず換気の良い外へ避難しましたが。苦笑


劇場内は、入場前のエントランスも含めいたるところに手指消毒液が設置してあったのですが、個人的にすご~いと思ったのが劇場内ロッカーです。
私は遠征組なのでよくロッカーを使っていたのですが、そのロッカーにもちゃんと消毒液が設置されていたことです。
これって、地味にうれしい。(ちなみに、最近諸事情により関西圏に引っ越したので、以前よりも遠征の距離は短くなりました)

平常時の半分ほどしか客席を販売していないとはいえ、客席は1席飛ばしで交互に販売しているからか、客席に座ってみるとそこまでガラガラというような印象はありませんでした。
やはり全体的に人がいるからそういう印象になるんでしょうね~。
とはいえ、開演前、幕間休憩などで劇場内ロビーや、お手洗いの列などをみると、平常時よりもだいぶ人がいなくて、どこか妙な気がしました。でも、おかげで変に人込みに怯えなくてもいいし。レストラン同様おひとり様が多いからかお喋るしている人も本当に数えるくらいで、逆におしゃべりしている人がいるとそれで目立つくらい。苦笑

 

今作は3年前にも公演されている演目でBDやDVD等にもなっている作品なので、私も含めたくさんの観客が知っている可能性はあるのですが、それでもプロローグのナンバーで、生徒さんが一堂にステージに上がって歌い、踊る場面での熱量と、観客からの、それこそ平常時の半分の客席数しかいないとはまったく感じられない拍手の音に、訳も分からず勝手に涙があふれてしまいました。
はいからさんは、どちらかというとコメディよりの作品なので、泣くなんて思っても見なくて、泣きながら一人でハンカチをカバンから取り出すためにプチパニック。苦笑
(運よくカバンを開けた状態で膝の上に置いていたから良かったけど)



私は、プロローグとかフィナーレでよくある群舞がとても好きなので、今回のプロローグも楽しみたかったのに、自分自身の思わぬハプニングでちゃんと見れなくて残念。苦笑
来月末に再度観劇を予定しているからその時はしっかり見ようと思います。苦笑

公演自体の感想は次のページで書きたいと思います。



ミュージカル浪漫『はいからさんが通る
原作/大和 和紀「はいからさんが通る」(講談社KCDXデザート)
(c)大和 和紀/講談社
脚本・演出/小柳 奈穂子

        にほんブログ村 演劇・ダンスブログ 宝塚歌劇団へ
     にほんブログ村