宝塚を観に行くようになって不思議に思ったことがいくつかあります。 そのうちの1つが、ファンクラブ(FC)の存在です。
宝塚歌劇団としては公式のFCというものは存在しなくて、チケットを購入したり1公演につき1回(東西で)開催される新人公演のトークショーにいける(というか抽選できる)、「宝塚友の会(通称 友会)」というものがあります。
(友会については、少し前に書きました)
それとは別に生徒さん(タカラジェンヌのこと)ごとに存在するファンクラブ(FC)というものがあります。 こちらは、劇団が公式には運営していないものだけれど、ちゃんと実在しているちょっと謎の存在です。
よくコンサートや舞台を観に行くと、終演後に楽屋口付近に出待ちをしているファンを見かけると思うのですが、宝塚の場合、その出待ちがある種公認されていて、FCごとに固まって生徒さんを待っているのがFC会員さんのようです。 FC会員以外にも出待ちをしているファンもいます。(宝塚ではそれをギャラリーと呼ぶ)
実は初めて宝塚を見た際に友人と、いわゆるギャラリーをしたのですが、もちろんその当時そんな宝塚FCとか全然知らなくて、FCのスタッフと思われる方に割りと強めに注意されたことがあります。(ただ、並んでいただけのつもりだったのですが、並ぶ位置が悪かったようです)
初めて宝塚を観劇して、なんの予備知識もないままただ勢いだけでギャラリーをしてしまった所為もあるのでしょうが、その時のことがとても印象的で私の中では「宝塚のFC」=「怖いもの」というイメージがついてしまいました。
(実際、あの時なぜ怒られたのかよくわからない。。。他の人と同じ様にただ立ってただけなのに←注意されたのは私たちだけだったのです)
そんなこんなで、宝塚は観劇するけど、FCは自分とは関係のないものだと思っていました。
そんな時に、お茶会という存在を知ったのです。