宝塚観劇の日々

宝塚と観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

回転する劇場「ステージアラウンド東京」

2017年にオープンして、そのオープン当時結構メディアでも取り上げられていて気になっていた劇場。
そんなステアラこと、IHIステージアラウンド東京に行ってきました。

  f:id:annakobayashi060:20190921133418p:plain

よく舞台などでステージの一部が回る(いわゆる盆が回る)ってのがありますが、ステアラは客席をぐるりとセットが囲んでいて、場面転換は盆が回るのではなく、客席が回る仕様。
オープンしてからは主に劇団☆新感線が公演を行っていましたよね。
客席が回る?いったいどんな感じなんだろう?って興味はあったのですが、なかなか機会がなかったのですが、今回縁があっていく事になりました。

分かっちゃいたけど、豊洲にあるってことで、まぁ、とりあえず場所が不便。
いや、最寄り駅(市場駅前)からはすぐなんですけどね。
普段行っている劇場が割とアクセス良いもんだから、ゆりかもめに乗るって行かないといけない段階でちょっとめんどうに感じてしまった。汗

市場駅前周辺にコンビニはなかったように記憶しているので、必要な人はゆりかもめに乗る前に食べ物とか飲み物とか買ったほが良いんじゃないかな。
(劇場内にも売店はあるけど、ちょっと割高なのです)

あと、私は遠征民なのでロッカーとか気になるのですが、この劇場、ロッカーがあるにはあるけど、数は凄い少ないので必要な人は早めに劇場到着をお勧めします。


さて、今回私が観に行ったのは、ブロードウェイミュージカルの来日公演。しかも公演数が約3ヶ月と長く、また、チケットも事前に先行で購入したので座席は選び放題でね。苦笑
こんな先行販売の際に座席を選ぶことができるとかって、普通はないじゃないですか?
ってことで、考えまくった結果5列目センターを購入。
後で1列目とステージが同じ高さにあるとか聞いて、やっぱり1列目が良かったかも~とかも思ったのですが、まぁ、5列目くらいでちょうど良かったかも。

座席と座席の間が狭いという話を聞いてはいたのですが、(もちろん5列目は前が通路なので狭くない)これくらいなら許容範囲だと思う。これくらいの狭さの劇場なんていくらでもあるし。
あと、4列目までは傾斜が緩やかそうだから、前の席のお客さんの座高次第で見ずらい可能性もあるけど、6列目以降はそこそこ傾斜があって見やすいと思う。
なにより客席が回ってる感が感じられてより楽しめるんじゃないかな。
あと、今回は字幕付き上映で、字幕が左右に表示されたり、上部に表示されたりしてたから、前方席(10列目くらいまでかな?)だと、結構字幕は見れないと思われる。

後方席でもたぶんセンターブロックなら割と見やすいと思うのですが、座席の間隔が狭い分、前の人の座高が高かったり、少しでも前のめりになったりするとアウトって感じ。他人の体格については運だけど、観劇マナーはちゃんとしてほしいですね。

最初客席入りした際は、階段を上って後方席側から入ったので気づかなかったのですが、幕間休憩でステージ脇からロビーに出たら、その途中でセットの一部が扉上とかから間近で見れてちょっとお得な気がしました。あれって、右側の入り口だけしかないのかなぁ?

ちなみにお手洗いは2階にあります。客席から直接行くことはできません。ロビーにいったん出る必要があります。
劇場入り口からみて、右側の階段を上っていくとあるのが男性用トイレ。左側の階段を上っていくとあるのが女性用トイレ。そこそこ数はあるけど、中途半端な一方通行方式なので、観劇に慣れてない観客ばかりだと進みが悪いかも。
まぁ、ある程度スタッフが誘導してくれるから大丈夫だとは思いますけど。

回転する劇場、(私が観に行った公演は)映像を使った演出も面白いし、舞台そのものはともかく舞台転換が必要ないからかセットも豪華だったし、なにより客席が回る感覚は新しくて面白かったなぁ。

2020年10月までの期間限定劇場ってことで、それまでにまた行く機会があるかはまったくわかりませんが、また機会があったら行ってみたいかも~と思いました。


ちなみに、ステアラ東京では新感線とWSSしかやっていから、本場はどうなんだろう?と思ったらアムステルダムの劇場TheaterAmsterdamではアンネの日記を基にした舞台「ANNE」を公演するために作られた劇場の様です。(現在は他の作品も公演しているようです)


にほんブログ村 演劇・ダンスブログ ミュージカルへ
にほんブログ村