宝塚観劇の日々

宝塚と観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

雪組 別箱公演「炎のボレロ」観劇

 

 当初は全国ツアー公演として春に開催する予定でした。
それが中止になり、代わりに梅田芸術劇場(梅芸)にて公演されることが発表され、公演を予定していた地方都市での実施が叶わないものになってしまったとはいえ、幻の公演にならず、生徒さんもスタッフの方々も、私たちファンも胸をなでおろしていたと思います。

が、その梅芸公演も一旦公演延期となってしまい、このまま振替公演がされるのか、それともやはり中止になってしまうのか。。。と不安な日々を過ごしていましたが、どうやら日程の調整がついたようで、約10日遅れで無事に初日の幕が上がりました。

梅芸は宝塚大劇場とは違って宝塚専用劇場ではないけれど、関連企業の箱だったのも大きいですよね~。
そして、次の公演までに(幸か不幸かコロナの影響で)日数が開いていたのも幸運でした。

そんな、今回の公演を先日私も観に行ってきました。(ホント数日前まで無事に見れるか不安でしたよ~)

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炎のボレロは32年ぶりの再演ということで、当然ながら(失礼)私は初演は見たことがなくて、ストーリーも公式で発表されている情報ぐらいだったのですが、復讐劇と言いながらも、そこまで暗いドロドロとした話ではなく、凄い明るい話でした。

というか、想像以上にキュンキュンするような場面が多くて、事前情報のなかった私は一人焦る。苦笑
ってか、恥ずかしい~~~(*//∇//*)

最初から恋人として出てくるジェラール(朝美 絢)&モニカ(彩 みちる)も、あーさは相変わらずツンデレ系なんだけど、モニカのお尻をタッチするとことか、あんまり宝塚では出てこないような超外国人カップルのスキンシップの形を見せられて赤面。苦笑
危険なことは止めてと懇願するモニカをキスで黙らせるとか。なんなのあーさ。苦笑

そして、出会ってからすぐお互いに惹かれあうアルベルト(彩風 咲奈)とカテリーナ(潤 花)の、初々しいんだけど、なんだか恥ずかしくなっちゃうようなラブラブな感じとか。赤面
2度目に太陽と月の祭りで再会する時とか、そのあと、アルベルトの隠れ家での場面とか。
アルベルトのセリフとかも男らしくてカッコいいんだけど、どこか聞いてて気恥ずかしさを感じちゃうんだよね~

久しぶりのザ・王道ともいえる宝塚作品だったので、私がそう感じてしまったのかもしれませんが。
(これが宝塚の古典なのかっ!)



あまりこの時代のメキシコについては知らないのですが、(嘘です。メキシコの歴史とか全然知らない。汗)このマキシミリアン皇帝の傀儡政権下のメキシコってどんな感じだったのでしょうか?

そりゃぁ、他国に実質支配されていたら嫌ですけど、どうもあすくん(久城 あす)演じるブラッスール公爵が、嫌な奴なんだろうけど、コミカルな演技(?)の影響かそこまで酷い時代とも感じられず。。。汗

とりあえず、思ったのは、ブラッスール公爵の息子なのにその息子のローラン(叶 ゆうり)は超良い人ってことですね。
確かに、自分が結婚相手を自由に選べれないって意味では嫌かもしれないけど、優しいし(きっとお金持ちだし)結婚相手としては間違いないと思うんだけどな―笑

あと、共和派のリーダーっぽい縣くん(縣千)が、アルベルトが仲間に入ったときに、意外とあっさりリーダーの座を渡したのにびっくり。なんて平和的なグループなの?笑
(全体的にみんなアルベルトとカテリーナの二人への気遣いもできるしね)

 



ミュージカル・ロマン『炎のボレロ
作/柴田 侑宏
演出/中村 暁
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