宝塚観劇の日々

宝塚と観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

宝塚ってすごいなぁ

新型コロナウイルの影響で、市民生活にも本当に影響が出てますよね。

もちろん、舞台の世界にも影響があって。

全国ツアー公演も含めると、6月くらいまでの公演の中止が発表になっています。
そんなかで、やはり自前の劇場を持ち、ほぼほとんどのスタッフと劇団員が1つの劇団に所属している宝塚歌劇団はやはり強いなぁ~としみじみ感じました。

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もちろん、自前の劇場を持っているといっても、簡単に公演延期できたりするものではないと思うんですよ。

今年は特に星組花組のトップお披露目公演もありますし、加えて雪組月組ではトップコンビの退団公演も控えてますからね。
特に、退団される生徒さん(当然トップさんたちは当然ですが)は、もちろん退団されるその時までは宝塚の舞台に集中されているとは思いますが、とはいえ、スター級の生徒さんは退団後のお仕事(舞台)だったり、所属先が決まっている場合もあると思うのですよ。

年間スケジュールってものもありますしね。

私は宝塚に触れてそんなに年数が経っていないので詳しくは知らないのですが、友人から過去にトップスターさんの退団公演が自然災害などの影響で中止になってしまい、そのまま(ムラか東京は公演なし)退団されたことがあったとか聞いていたんです。だから、今回もそういうことがないわけではないのかな。。。とあまりある程度は覚悟をもって日々を過ごしていたんです。

 

そんななか飛び込んできた公演中止期間延期と、今後の公演スケジュールの見直しというニュース。 公演中止期間が延びてしまったのは、正直残念でしたが、ここまで長い期間での中止を決めたということと、そしてスケジュールが見直されるということは、おそらく、少なくとも宝塚自前の劇場での公演は延期という形ですが公演されるってことでしょう。
花組はまったくお披露目公演の初日を迎えてませんし、星組は東京でのお披露目公演が幕を開けていません。 星組さんはムラ(宝塚大劇場)との期間が開いてしまいますが、やはり東京でも公演されたいでしょうし、まっている観客も必ずいますしね。
また、舞台セットやお衣装、私たちが想像できないような裏方さんたちが、1つの作品を作り上げるためにしてこられた労力なども報われて欲しいですし。

外部の劇場を借りて行われる予定だった公演は、劇団持ちの劇場公演作品とは違いそこまで期待してないです。
もちろん、もちろん!!!公演されて欲しいですがっ!!!
でも、正直、外部の劇場ににもそちらの都合もあるでしょうし。。。
なにしろ、通常舞台などは2年先までスケジュールが決まっているといいますしね。。。。。

 

もしかしたら、同じグループ会社である梅芸(梅田芸術劇場)を使用する公演はなんとかなるかもしれない。 でも、日本青年館や、赤坂ACTシアター、そして、文京シビックも含めた区営市営の会場での公演(だいもんコンサート、全国ツアー公演)は、本当にどうなるかわからない。

とはいえ、外部のミュージカルと違い、キャストが宝塚歌劇団の劇団員ですし、自前の劇場での公演はかなりの希望が見えますし、別箱公演ですら、箱の都合さえつけばどうにかなるかもしれませんからね。
(外部の舞台は、本当にキャストのスケジュールもありますし、ホントどうなるかわかりませんしね。。。)


本当に、公演スケジュールの変更とか、貸切公演も多い宝塚にとっては、本当に簡単なことではなかったと思うのです。 それでも、公演が再開されるのを待っている私たちファンのために、そして、異例ともいえる退団日(組替え日)を変更してまでも調整してしようとしてくれる姿勢に、ものすごい愛情を感じました。




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