ひとつ前のページではほほ演出に対する文句(苦笑)ばかり書いてしまって、肝心の舞台について書かなかったので、あたらめて。
さて今回もダブルキャスト(一部トリプル)でしたので、今回の私のキャストリストはこちら
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ロミオ:古川雄大
ジュリエット:葵 わかな
ベンヴォ―リオ:木村達成
マーキューシオ:黒羽麻璃央
ティボルト:廣瀬友祐
死:大貫勇輔
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古川君は前回感じた儚げさは薄くなっていた気がして、ちょっと残念。まぁ、今回で3回目のロミオですしねー
前回のロミオの時よりは今回のロミオの方が髪型とか個人的には好きなのですが、それが逆にちょっと若作りを無理してる感が出ちゃったかも。汗
まぁでも声量も以前と比べると格段に出てきてる気がするし、なんだかんだでもう今回の公演で古川ロミオは卒業な感じがするので、最後の公演を観れて良かったです。(とか言ってまた出てたりして 苦笑)
葵わかなさんは初ミュージカルだそうで。TV CMとかで見たことある女優さんですが、わりと声質は良かったと思います。若いだけにフレッシュ感があって良かったんじゃないですかね。
朝ドラ女優さんらしいので、初ミュージカルでファーストを取っちゃう感じがなんだかなぁーって感じですが。苦笑
まぁでも、個人的には葵さん選ぶくらいなら生田さんの方が全然マシかな。
とはいえ、もちろん個人的に一番好きなジュリエットは木下晴香さんですけどねー。
ちょこちょこ音外してる場面とかもあったんだけど、まぁ葵さんは初ミュージカルだし、今後も舞台に出演されるなら良くなっていくんじゃないんですかね。(知らんけど)
古川君とのデュエットはあまり声質的に合わなかったけど、大野君とはどうだったんでしょうかね。
木村くんベンヴォ―リオは2.5次元の俳優さんということで結構心配していたのですが、割と大丈夫でした。変な癖もなかったような気がするし。
舞台上での華があまり感じられなかったけど、ベンヴォ―リオって役を考えるとまぁそうだよねって感じ。
個人的にベンヴォ―リオのソロンバー「どうやって伝えよう」とか好きなんだけど、今回は後方席だったせいもあって、舞台上に写される映像に気が散ってしまったよ。苦笑
大人気2.5次元ミュージカルの「刀剣乱舞」で人気らしい黒羽さん。
ごめん。あんまり印象に残ってないわ。個人的にロミジュリの外部公演でマーキューシオ観るのは3人目なんだけど、まぁ前の2人とそんなに役作り的には変わらないっていうか、う~ん。イキってんなぁ~っとは思ったんだけど。
ごめん、あんまり覚えてないですわ。汗汗汗汗
前回は渡辺ティボルトしか見てなかったので、今回が初の廣瀬ティボルトでした。
ガタイとかはもちろん渡辺さんの方が良いのですが、まぁ廣瀬ティボのイケメンぶりが際立ってましたね。廣瀬ティボはそんなに悪いヤツに見えなかったんだけど、普段は冷静なんだけど突然爆発する狂気みたいなものを感じさせてたかな~
廣瀬さんも今回でロミジュリは卒業かな。(と思う)
あーーーーやっぱりこの演出好きじゃないわ~っと思いながら見ていた、私が唯一個人的に大満足なのが「死」ですね。
大貫さんの死のダンスが凄すぎて、その舞台上での存在感も凄いんだけど、なによりダンスが素晴らしい。これ見るだけでも十分見ごたえあったかも。
さすがロミジュリで「死」は裏の主役なだけはある。
演出面ではロミオが歌う「ロミオの嘆き」とか歌詞と(演出面では)全然合ってないんだけど、大貫さんのダンスが素晴らしすぎて途中からその矛盾もどーでもよくなりましたわ。苦笑
コメディ色が強すぎた前回の神父よりも、真面目そうな岸さんの神父の方が好感が持てたんだけど、岸さんが今回神父になって、(岸さんは前回は大公だったの)今回の大公が個人的にはちょっと残念な感じに。石井さん上手なはずなんだけど、なんか大公としての威厳が感じられなかったんですよね。
今回のキャピュレット夫人春野さんは本当に甥っ子のティボルトに手を出してそうな、女を感じさせる夫人でした。
これは結構前回観た香寿さんとの大きな違いだなぁ~。
どっちが好みかは分かれそうですね。苦笑
たいして出番がないのですが、個人的に残念だったのがパリス。
個人的にパリスはイケメンでヴェローナで1番の金持ちなのに、みんなにバカにされている間抜けってイメージだっただけに。。。。
ミュージカル「ロミオとジュリエット」
原作:ウィリアム・シェイクスピア
作詞・作曲:ジェラール・プレスギュルヴィック
潤色・演出:小池修一郎