宝塚観劇の日々

宝塚と観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

祝祭喜歌劇『CASANOVA』観劇 ②

花組 CASANOVAの観劇感想の続きです。(ネタバレしてます)

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2幕は客席もあったまってきてるから、1幕よりもコメディ色のある場面がはっきりしてたかな。(笑いが起きやすかった)
船頭に変装したカサノヴァ(明日海 りお)が、ベアトリーチェ(仙名 彩世)を乗せてゴンドラを漕ぐ場面とか素敵なの。
みりおさんにしては珍しい髭面も拝めるしね。苦笑
船乗りのビック(羽立 光来)との掛け合いとかも、あれは毎回アドリブなのかな?笑

2幕では、なんやかんやあって(苦笑)ついに正体を明かして権力を自分のものにしようとするコンデュルメル(柚香 光)に養父のヴェネツィア総督を人質にとられ、成金商人コンスタンティーノ(瀬戸かずや)との結婚を迫られるベアトリーチェ(仙名彩世)
そして、それをベアトリーチェの侍女ダニエラ(桜咲彩花)から聞かされて、宮殿で披露されるモーツァルト(綺城 ひか理)の新作オペラ『ドン・ジョヴァンニ』を使って、ベアトリーチェを助け出そうとするカサノヴァ。

楽曲の素晴らしさも手伝って、この辺りまでは結構テンポよく見られたかなぁ。
でも、あんなに冷たく接していたコンデュルメル夫人(鳳月 杏)が、いざ仮死状態になっているのを見てかけつけるコンスタンティーノの変わり身の早さというか自分の心に気が付くあたりとか、あっさりちょっと過ぎて拍子抜け。
まぁでも、そのあとすぐに、るん♪るん♪ で戻ってくるコンスタンティーノ(瀬戸かずや)ゾルチ夫人(花野じゅりあ)と、可愛らしい子猫ちゃん(音 くり寿)の登場でどーでも良くなっちゃうんだけどね。苦笑


コンデュルメルの悪事も暴かれ、恋人たちはなるようになり、結果的に大往生でおわるから観劇後も嫌な気分や悲しい気分で終わらないし、まぁ、たまにはこういう気楽に観れるミュージカルも良いかもね。



祝祭喜歌劇『CASANOVA』
作・演出/生田 大和  作曲/ドーヴ・アチア

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