宝塚観劇の日々

宝塚観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

花組 MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−

連日の酷暑日の中、花組大劇場公演を観に行ってきました。

 天草四郎ことメサイアです。

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 演目が発表になった時は正直どうしようかと思いましたよ。苦笑
だって天草四郎だしポーの一族に続きまた少年役が続くのか?!とか、タイトルからもヤバめの香りがするしと…
でも、結果的に期待値が低かったのを差し引いたとしても、面白かったと思いました。みりお(明日海りお)も少年役じゃなくて男らしい青年でしたし。

 

さていつもながらネタバレ含む感想です。

 

天草四郎時貞(明日海りお)
さすが異聞ってだけあって本作の四郎は子供でもなければ、天草出身でもない。劇中はっきとは描かれてはいないですが、おそらく倭国の海賊。冒頭から海賊仲間たちとの船の場面からスタートするので勇ましいみりおが見れるのが良いですね。
髪型とか服装とかから、どことなく昨年の公演「邪馬台国の風」を彷彿とさせるのですが、お話はソレとは全然違って。
お芝居後半にキリシタンたちを率いる場面とかは、ヒーロー感が出てましたねぇ。なんな、そういうみりお観るのは久しぶりな気がする。
私が観劇したのはまだ公演期間前半なんですけど、みりおさんの感情が既に溢れててあんなに泣いてて(カロリー消費しすぎて)また痩せちゃうんじゃないかと心配になりました。
ゆきちゃん(仙名彩世)との恋模様が唐突とも言えなくもないですが、まぁ邪魔にもならない程度なので良いのかなぁ〜(まぁそれ言ったら、村人たちと溶け込むの早すぎ)

流雨(仙名彩世)
るう、と呼ぶそうです。キリシタンだから?時代の割になかなかのキラキラネームで。苦笑。天草四郎山田右衛門作と比べるとやや流雨の描き方が乏しいのが残念な気もしますが、まぁストーリーのメインは天草四郎島原の乱だから仕方がないんですかね。どうも観ていて、最初南蛮絵師である山田右衛門作とイイ感じでてっきり恋人とかかと思ったら、フツーに四郎とキスしてるし。苦笑
そんなんだから、(この後)山田右衛門作が幕府側に寝返っちゃうのかな?とか思いましたよ。まぁ、そんな事は起きなかったんですけどね。苦笑

山田右衛門作(柚香光)
劇中では洗礼名であるリノと呼ばれることが多いですね(ゆきちゃんから)
四郎にとって敵なのか見方なのか、それとも恋のライバルだからなのかちょっと分からない雰囲気で。
幕府方の松平に四郎の首を差し出せと命じられて苦悩する姿はお歌の歌詞もあいまって、前作「ポーの一族」のアランを思い出させたりして(ポーでもマリア様に救いを求める場面があるのです)
プロローグを除くと最初にお歌があるのがれいちゃんなのですが、これがまた(苦笑)
前作で少し歌唱力に改善がみられて気がしたのですが、そんなことはなかったようで。
いよいよトップ就任が近づいてる感じですからね~。頑張って欲しいものです。
とはいえ、れいちゃんには圧倒的なスターオーラがありますからね(笑)

渡辺小左衛門(瀬戸かずや)
なんだろう。天草の農民の中でも割と目立つ立ち位置だと思うのですが、四郎を引き取るあたりのくだり以外は目立った場面もなく。
お芝居後半では特に印象にも正直残っていないです。。。

松倉勝家(鳳月杏)
今まで以上にゲスいお役でねぇ~。しかしカッコイイのですよ。圧倒的な存在感&悪役感。農民たちを虫けらどもとか呼んで拷問にかけるとか、マジ酷い。(実際には拷問シーンは描かれてないけど)でもこのシーンカッコいいんですよね~、曲もロック調で。
ちなつさんってホント舞台の上に立つと凄い色気と迫力が出るんですよね~。

松平信綱(水美舞斗)
島原の乱を鎮圧した幕府側の老中。マイティ意外と渋めの役というか和物も似合ってるのね。なんか、ちなつさんといいマイティといい、お化粧に特徴ありますね、今回。

鈴木重成(綺城ひか理)
鈴木~~~!!って感じですよ。鈴木のおかげでキリシタンたちの思い、四郎の思いが少しは報われた感があって。
そんなに出番はないのですが、まぁ、現代でもポピュラーな名字の上良いお役だったので印象的でおいしい役かなと。

不動丸(飛龍つかさ)多聞丸(亜蓮 冬馬がケガの為救援している為、一之瀬航季が代役)
天草四郎こと夜叉王の子分の2人。
個人的にいままであんまりつかさ君はあんまり好きなタイプのジェンヌさんではなかったのですが、今回観ていて、なるほど。男らしいワイルド系のお役が似合う男役さんなんだなぁ~と思いました。既に新公主演経験済みですが、これはハマる役が巡ってきたら人気でそうだなぁ~と思いました。
多聞丸を演じるはずだった亜蓮くんがケガの為休演となってしまっていたのですが、つかさと同じくらいの役だって思うと結構いいお役だけに残念ですよね(本人もファンの方も)東京公演までにケガが良くなるといいですね。

徳川家綱(聖乃あすか)
聖乃くんの出番は、プロローグ後の冒頭場面とエピローグ部分ですが、まぁ、おいしい役ですよね。殿様だし幕府側とはいえ人柄は良い人そうだし。
素化粧でのお顔をみた際は特に感じなかったのですが、まだすこしお顔がぽっちゃりしてるかな。まぁまだ研5ですからね。これからですかね。

 

役柄が少ないせいもありますけど、下級生の娘役さんとか(男役さんもかな?)は村の子供たちを演じていて、前作でメリーベルを演じて注目された華ちゃん(華優希)とか、くりすちゃん(音くり寿)とかも子供(男の子)役でしたしね。
まぁ、めっちゃ可愛かったけど。
そんな路線娘役の中でもひとり子供(女の子)役だった舞空さん(舞空瞳)
次回は全ツ(全国ツアー)でれいちゃんの相手役でヒロインですからね~
いろいろお察しって感じ?
舞空さん身長高いって聞いてたけど、子ども役で草履だったせい持ってそこまで感じなかったかな。(膝折が上手なのかしら?)

 

 

 

 ミュージカル
『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』
作・演出/原田諒

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