さて、年初めに観劇してきた「ポーの一族」を再び観に行ってきました。
前回は幕が上がって直ぐの観劇だったので、開幕から約1ヶ月たって出来上がってるころあいを見計らっての日程だったのですが、偶然にも前楽での観劇となりました。(よくチケット取れたなぁと自分の事ながら感心するわ。苦笑)
前回観た時から随分日数が経っているからか、観劇するまでは正直、まだ公演中なんだぁって感じでした。まぁ、宝塚はひと公演約1ヶ月公演しますもんね。
小池先生のオリジナル作品って初日開けてすぐだと、結構内容が変わるって聞いた事があったのですが、今回はそんなに変更されてる点はないような気がしました。
初回観劇の際って、再演作品でない限り、やっぱりある程度スートーリーを追うのに必死な部分とかあると思うんですけど、2回目以降になるとちょっと余裕が出てきてスートーリーを熟考することもできるし、色々な場面やキャストにも注目する事が出来るので私は複数回観劇するのが好きです。とはいえ、遠征組且つ、お金もない私は最低限の回数で我慢してるんですけどね(^-^;
さて、話をポーの一族の観劇感想に戻すと、ポーは、割と単純なストーリーなので結構1回でもお話を理解できるし満足できる作品かな。と、思いました。
もちろん、みりおさんとかれいちゃんファンの方とかは別でしょうけどね。
個人的に前回観た時にはちょっと理解できなかった、最初は仲の悪そうだったエドガーとアランの間の関係が変わったくだりですが、今回はちゃんと理解できたのが良かったです。あれね、共通の敵がいるっていうのがポイントでしたね。苦笑
みりおエドガー(明日海りお)が美しいのは前回観て十分わかっていたのですが、今回びっくりしたのはエドガーと再会した後の少女時代のメリーベルはなちゃん(華優希)の可愛い事っ!!貧血ばっかりしてますが、凄い美少女ぶり (*´ー`*)
まぁ、セリフもあんまりないしソロもないから滑舌とか歌唱力とかどうなかったのか全然わからなかったですが、とりあえずみりおさんとはなちゃんの並びは本当に美しい兄妹で。
ちなつさん(鳳月杏)の色男っぷりは相変わらずサイコーでカッコイイ。ブラックプール随一のプレイボーイで格好いいのに、ロンドンからやってきたシーラ(仙名彩世)に対しては自分の事を田舎者と言って卑下してたりして。もう 大人の遊びってどんなの〜?粋なキスのしかったてどんなの〜?(//∇//)キャ
バンパネラである事がバレてホテルから出て行こうとする際に、身を呈してシーラを守るポーツネル男爵(瀬戸かずや)は、やっぱりかっこよかった。
みりおさんもれいちゃん(柚香光)も美しくはあるのですが、カッコ良くはないんですよね。そう言った点では、あきらが唯一男らしくてカッコイイお役だと思うんですよね。大人の男って意味ではちなつさんも同じですが、やっぱりあきらのお役、ポーツネル男爵がカッコイイわ(´∀`=)
そんなわけで(←どんなわけ?) 個人的にはフィナーレのプチショーが1番楽しいかも。特に男役群舞はサイコー o(*≧▽≦*)o
ホント、あの場面、もうちょっと長くてもイイ。ってか、もっと観たいよ〜(*≧∀≦*)
大階段使って縦並びとか、みりお、マイティー、れいちゃん、サイドにあきらちなつさんの並び。ナニコレ(*゚▽゚*) ヤバィ
みりおさんがはけた後の群舞もカッコいいんですよね〜 (*´∀`*)
本編のメガネのマイティー(水美舞斗)もかっこいいと思ってたけど、いや、この時の群舞センターで踊るマイティーがヤバイッス(≧∇≦)
そして髪を振り乱して踊るれいちゃんもカッコいい (//∇//)
ポーの一族は、永遠の時間を生きるエドガーの物語だから、美しくて耽美ではあるかもしれないけど、個人的にはカッコ良くはないんですよね。私は綺麗なものも好きですが、どちらかといえばカッコイイ男役さんが観たいので私の好みとしては、フィナーレ>本編かなぁ(。-_-。) 本編も十分面白いんですけどね。
しかし、ポーの一族の仲間になれる(一族として選ばれる)のは美しい人間限定なんでしょうかね…?
と言うことは、私は絶対一族には迎えられないわー (´・_・`)あら残念
ミュージカル・ゴシック
『ポーの一族』
原作/萩尾 望都「ポーの一族」
脚本・演出/小池 修一郎