先日ムラ(宝塚大劇場)で絶賛公演中の「ポーの一族」を観劇してきたわけですが、原作未読の私とは違い一緒に観劇した友人はちゃんと原作既読済み。なんと勉強熱心な。
観劇後、そんな友人から原作でのお話(エピソード)を聞かせてもらいました。
そこで私が考えたこんな「ポーの一族」です。(苦笑)
公演では、エドガー(明日海りお)がバンパネラになって、アラン(柚香光)を仲間に加えるまでのストーリーですが、どうやらアランが仲間になってからのお話も結構あるようなので、その辺を踏まえて。
1本ものにするのなら折角なので、1幕でアランがポーの一族になるまでを描いて、2幕ではエドガーとアランのあてのない旅をギムナジウム(ドイツでの中等学校)での生活を中心に描いたりして。
妹メリーベル消滅後、エドガーにとってアランはある種メリーベルの代わりとなるので、何かと世話を焼くのです。
アランは結構わがままなおぼちゃまタイプなようなので、自分を通してメリーベルを見るエドガーに時々怒るわけですよ。
「僕だけを見てよっ!」
とか言っちゃったりして。笑
でもって、寄宿学校で学生生活を送る2人(もちろん同室)ですが、おぼっちゃまなアランは靴紐すら結べないわけですよ。で、それを見てエドガーはなにも言わず黙って靴紐を結んであげるんです。みりおさんが跪いてれいちゃんの靴紐を結ぶ。
なにこのシチュエーション(苦笑)
シーラ役のトップ娘役のゆきちゃん(仙名彩世)には、あきら(瀬戸かずや)と共にたまに過去の幻想とか、エドガーたちの夢の中とかでたまに出てきてもらう感じで。
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もしくは、原作ぶった切って設定を変えてみるとか。
やはり宝塚って事で、トップスターにはポーツネル男爵、トップ娘役にはシーラ。バンパネラである男爵と人間の娘役であるシーラの種族を超えての恋愛。
いい具合にシーラには親が決めた婚約者がいるし、そこも2人の恋を燃え上がらせられるスパイスになりますよね。笑
やっとの思いで、結婚できることになったのに、理由もなくバンパネラだというだけで村人たちから襲われる。嗚呼、なんて悲劇。苦笑
子どもを作ることのできない2人は、キングポーが残したエドガーとメリーベルを養子にし慈しむが、そのエドガーたちがキッカケで旅先の街で正体を突き止められる。
男爵は自分の命をかけて、シーラとエドガーを守るも、銀の銃弾に倒れる。
凄いメロドラマができそう。笑
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こんな感じでどうでしょう。
(どっちも原作ファンから鬼のようなクレームがきそうだわ。苦笑)
う~ん、友人と話してるときは盛り上がったのですが、こうして文字に起こしてみるとたいしたことにですね。苦笑
私の文才のなさが露呈してただけでした。苦笑
妄想ではない、公演の観劇後の感想はこちら