宝塚観劇の日々

宝塚と観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

新生雪組 だいきほプレお披露目公演<琥珀色の雨にぬれて>

新生雪組 だいもん(望海風斗)ときいちゃん(真彩希帆)のプレお披露目公演となる全国ツアー(全ツ)がいよいよ始まりました!

だいもん、きいちゃんおめでとうございます!!!!(≧▽≦ )

 

今回は全ツということで、いつもはムラ(宝塚大劇場)まで遠征にいっている私ですが、幸運にも地元近くに来てくれる(交通費が節約できる)~♪ って感じだったのですが、チケット手配の都合などで結局梅芸(梅田芸術劇場)での観劇となりました。苦笑

全ツは梅芸からスタートすることが多いようなのですが、今回は特にお披露目公演ということもありますし、梅芸観劇で正解だったかもと個人的に思う私 ( ´艸`)

いや、初日は平日だったので、観劇したのは週末なんですけどね(^^;

 

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1幕のお芝居は、過去に何度も再演されている「琥珀色の雨にぬれて」です。最近だと星組元トップスターでレジェンドのレオンさん(柚希礼音)が同じく全ツで公演されてました。まぁ、宝塚初心者の私は当然ながらその公演は観れていなかったので、今回の観劇が初めての琥珀観劇となりました。(てへ)

 

宝塚ファンの方ならご存知だと思うのですが、メインキャストはほぼ4人となります。

だいもん(望海風斗)演じるは、純朴な貴族の青年クロード

きいちゃん(真彩希帆)は、自由奔放にふるまう魔性の女性、マヌカン(モデル)のシャロン

翔ちゃん(彩凪翔)は、シャロンに密かに思いを寄せるパリのジゴロのひとりルイ

りさちゃん(星南のぞみ)は、クロードの親友の妹でクロードの婚約者でもあるフランソワーズ

 

この4角関係?(3角関係?)に加えて、貴族たちとその恋人のジゴロたちが出てきます。

クロードの親友役としてまなはる(真那春人)、パリの高級クラブのマダム エヴァ役であゆみさん(沙月愛奈)、実はジゴロの影の元締め?のシャルル・ドゥ・ノアーユ子爵がおーじくん(桜路薫)や、りーしゃ(透真かずき)やカリ(煌羽レオ)なども結構出番が多かった気がします。

いや、全ツとか地方公演って組子が2つとかに分かれるから必然的に出演人数が少なくなるじゃないですか?その上雪組生は他の組に比べると更に人数が少ないから、結構下級生に至るまで出番がもらえる気がします。(ってよく知らんけど ←テキトー苦笑)

 

 

 個人的にだいもんの舞台上での印象は大人なイメージで(特にエロスを感じるのです(〃▽〃) デヘヘ)純朴で純粋な貴族ができるのかなあ~?と思っていたのですが、そこは流石だいもん!まったくの杞憂でしたねっ!

もぅ~~~~o(≧∇≦o) だいもんってば、なんでもできるのねっ!

ステージの上でクロードとしてのだいもんは、純粋でちょっと情けないクロードになってました。(かわゆい)

ショーで見せるあのエロくて頼もしいだいもんは一体どこへ?(2幕で観れます。笑)

お歌も本当にステキで素敵で(*′艸`) 

 

 

きいちゃんは逆にまだまだ若いですし、笑顔が可愛らしい娘役さんのイメージだったので、だいもんとは逆の意味で少し心配でしたが、全然!こちらも杞憂でした。

美しいシャロンをちゃんと演じられました。個人的に話し声(セリフ)と横顔(いや、斜めの角度かな?)がとても美しく感じられました。あの凛とした姿が神秘的なシャロンにぴったりだと思いました。

なんといっても、歌声が美しくて素晴らしかったです~

だいもんとのデュエットも素敵でした (´w`*)

 

 

ジゴロとしての腕前はあんまり披露する場面がないですが、人気ジゴロのルイ役の翔ちゃん

有能なダンサーでもあるらしい(←お芝居の後半で知った。苦笑)

シャロンに惚れてるわりに押しが弱いから、どうもルイを抜いた3角関係って気がしてないない。シャロンと駆け落ちするから4角関係ってことになるのかもしれませんが、シャロンからしたら沢山いる取り巻きのひとりくらいにしか思ってなさそう。苦笑

 

 

婚約者でのちのクロードの奥様となるフランソワーズ役のりさちゃんは、かわいらしい娘役さんで今後注目かな?っと思っていたのですが、りさちゃんはまさにシャロンとは真逆の純粋でまっすぐな貴族のお嬢さんって感じでした。観ていてどこか幼さを感じるのは役柄のせいなのか、りさちゃん自身のせいないのか。

その、その幼さのせいでクロードとシャロンの関係を知った際に、結局は自分との関係も終わると思いながら、身を引くこともできず2人の仲をまっすぐに(猪突猛進)壊しちゃうあたり大人になり切れてない為なのかな?と、フランソワーズに対してイラっと思いながらも、妙に納得したり。

 

 

りさちゃんはお歌に向上が必要ですね。特にだいもんやきいちゃんと一緒に歌ったりすると余計に聞いてて厳しい。あと、個人的には舞台メイクよりも素化粧の方が綺麗だと思ったので、お歌とともにメイクも頑張ってほしいなぁ~と思いました。(素材がいいだけにもったいない)

あゆみさんも同じく、きいちゃんの歌を聴いた後だったから余計にお歌が気になってしまいました。。。まぁ、あゆみさんはダンサーなので今まであまりお歌に注目してなかったから気づかなかったのかもしれませんが。

逆にお歌が心配だった翔ちゃんは結構大丈夫でした。また少し上手になってた気がしました。

 

 

前回の公演(幕末太陽傳)で、そんなに絡むシーンがなかったので、だいもんときいちゃんとの並びはどんな感じかなぁ?と思っていたのですが似合ってましたね~(´∀`*)

いや、歌うま同士で歌声が合うのは知っていたのですが、お芝居とかするうえでのバランスとかね。

きいちゃんって、けっこう身長あるし、だいもんも小さくは見えないけど、そんな大きくないですもんね~。でも、身長差、全然気にならなかったです。

今後のお芝居もすごい楽しみです。

とりあえず、大劇場お披露目公演「ひかるふる路」のチケットがんばろー!(←まだ1枚も確保できてない。涙)

 

 

ショーはまた別ページで。

 

 

ミュージカル・ロマン『琥珀色の雨にぬれて』
作/柴田 侑宏 演出/正塚 晴彦

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