宝塚観劇の日々

宝塚と観劇の日々

宝塚を中心に観劇の感想などを備忘録的に。。。

月組公演 All for One~ダルタニアンと太陽王~

先日、久しぶりに月組さんを観に行ってきました~( ´ ▽ ` )ノ

現在ムラ(宝塚大劇場)で公演中の『All for One~ダルタニアンと太陽王~』です。

 

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ポスターからして楽しそうな作品になりそうで、ワクワクしていたのですが、観劇前からなにやらコメディとの噂を聞いていて若干「???」となっていたのですが、噂にたがわず見事にコメディでしたね~(≧∀≦)

 

いや、実際は1幕最初の方は「コメディ?(どのあたりが?)」って感じだったのですが、お話が進むにつれてコメディになってましたね~

とくに、ちゃぴ(愛希れいか)コマ(沙央くらま)れいこちゃん(月城かなと)まわりのエピソードが面白くってつい笑っちゃう。

 

気軽に気楽に見れるミュージカルコメディってところでしょうか。悪役もいるにはいますが、たいした悪党じゃないし。笑(どちらかといえば、おまぬけちゃんだから)

 

さて、ネタバレ含む感想です。

 

ダルタニアン(珠城りょう)

たまきちはやっぱり体格も良いですし、銃士隊一強いってのは何となく説得力があるかも~。(剣の使い手かは別として (・∀・))田舎から出てきた実直な感じはまるでたまきちそのものの様でしたね~

トップ就任から今回で大劇場公演2作目、前回と比べるとトップのオーラというか風格が少し出てきた気がします。

でも、個人的にはたまきちにはもうちょっと痩せてほしいです 苦笑(まぁ、トップだしそのうち嫌でも痩せるかな?)

 

ルイ14世(愛希れいか)

いやぁもう、ポスターや制作発表から分かってたことでしたが、このお役はちゃぴにしか無理ですね。ちゃぴが可愛すぎるっ (≧∀≦)

しかも、あのアポロン(太陽)の衣装を着こなせるのって、ちゃぴしかいなくないですか~?それでいて、ドレスを着てる場面もちゃんとあって、改めてちゃぴの可愛さを再確認しちゃうわけですよ~

ただし、舞台上ではやっぱりある意味誰よりも強そうに見えてしまって、ダルタニアンに守ってもらう必要ないじゃん。と思ったりもして。(^^;

 

アラミス(美弥 るりか)

世紀の色男、アラミスみやちゃんです。笑

みやちゃん華奢だし身体の大きいたまきちの隣にいると、余計に小さく感じてしまうのですが、美しかったですね〜(*´꒳`*)

 みやアラミスが何かするごとに、周りの娘役さんたちがキャーってなるわけですが、私も心の中で同じようになっておりました(´∀`*)アハ

 

モンパンシェ公爵夫人(沙央くらま)

コマ、めっちゃ良かったです~~。お色気たっぷりで。(←でも空回り。笑)やっぱり娘役さんだとなかなか出来ないですよね、こういう役は。

男役で、芸達者なコマだからこそできるでしょうね~(コマ大好き~♪)

なんていうか、憎めないんですよね~モンパンシェ公爵夫人。牢獄から出てきた後のシーンとか思わず客席から拍手が起きてましたもん(みんなどんなけ待ってたのよ。笑)

私のちょうど後方に座ってらしたおば様方はコマが出てくるシーンでめっちゃ笑ってました。

 

アトス(宇月 颯)

三銃士ひとり、アトスを演じているのがとしさんですね。としさん、お髭が似合ってて、渋くてカッコよかったなぁ~(//∇//)

最近役付きが良くなってきて、冬にはミュージックパフォーマンスも控えてますが、としさんも歌お芝居とお上手な別格さんだと思いますので、これが退団フラグでないことを祈ります。(そういえばMPの演出は上田久美子先生なんですよね~。気になるっ)

 

 ベルナルド(月城かなと)

 月組生となって初めて観るれいこちゃんで、ドキドキしてましたが、公演が始まっちゃうとそんなことすっかり忘れてました。笑

れいこちゃんのベルナルドは、そのビジュアルが個人的にデジャブ感満載だったのですが(ルパン三世のだいもんの役:カリオストロ伯爵とデジャぶる。笑)お役は全然違いましたねー(って当然ですが)

れいこちゃんカッコ良いんですけど、ベルナルドがお間抜けだから~笑

そういえば、最後の辺のたまきちダルタニアンとの対決のシーン、二刀流になった時は、昨年の蒼紫再びかっと思ってドキッとしちゃいました(でも、実際は全然違う~ 苦笑)

あと、たまきちとちゃぴの壁ドン場面も、むしろその後のれいこちゃんの為のフリ状態でしたね 笑

ちゃぴとも良い感じなぁ~と思ったけど、よく考えたら2人は同期でしたね。

 

 ポルトス(暁 千星)

 三銃士の中でも一番若くてハツラツとした大酒のみで筋肉バカというのがお役の上だったのですが、かわいかった~

花組のマイティだとリアル筋肉バカ(←失礼)って感じですが、ありちゃんだとそこはまだまだな感じですね。笑

芝居の一座の仲間になった時の場面とか、「バラの国の王子」のきりやん(霧矢大夢)を思い出しちゃいました。(いや、衣装だけですけどね)苦笑

ただ、2幕は出番の関係か役柄のせいか、あんまり印象に残ってないですσ^_^;

 

 

若いスターだけに、新生月組をトップスターのたまきちが引っ張っていくってよりは、月組生一団で盛り上げてるって感じでした。

立ち回りのシーンとか、わちゃわちゃしてて、凄い楽しい(*≧∀≦*)

1幕最初の酒場のシーンとか、観ててホント楽しいですもん。

 

夏休み時期に、気楽に楽しめる作品だなぁと思いました。

確か学割対象ですよね。ファミリー向けに良い作品かもですね〜

 

 

浪漫活劇(アクション・ロマネスク)『All for One』~ダルタニアンと太陽王
脚本・演出/小池 修一郎

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